ブラックジャックではカードの合計が22以上になると「バースト」となり、即座に負けが確定します。
本記事では、ディーラーがバーストする確率やヒット(カード追加)後にバーストする確率を表で詳しく紹介。さらに、バーストを避けて勝率を高めるためのコツも解説します。
ブラックジャックの基本とバーストのルール

ブラックジャックは、ディーラーとプレイヤーが21に近い手札(ハンド)を目指して勝負するカードゲームです。ルールの基本を理解しておくと、バーストの判断も的確になります。
- 数字カード(2〜10):表記された数の通りにカウント
- 絵札(J・Q・K):すべて10としてカウント
- A(エース):1または11、状況に応じて使い分け
ハンドの合計が21を超えると即バースト=負けとなるため、慎重な判断が求められます。
ディーラーのバースト確率はアップカードで変わる

ディーラーは、ハンドの合計が17以上になるまでカードを引き続けます。1枚目に配られる表向きのカード(アップカード)によって、その後のバースト確率は大きく変化します。
アップカード別:ディーラーのバースト確率
アップカード | バースト確率 |
2 | 35.30% |
3 | 37.56% |
4 | 40.28% |
5 | 42.89% |
6 | 42.08% |
7 | 25.99% |
8 | 23.86% |
9 | 23.34% |
10/J/Q/K | 21.43% |
A(エース) | 11.65% |
ディーラーのアップカードが4〜6のときは特にバースト確率が高いため、プレイヤーにとってチャンスと言えます。逆に、Aや10などの強いカードが出た場合は、ディーラーがバーストしにくくなります。
ヒット時のバースト確率|手札ごとのリスク比較

ヒットとは、自分のハンドにカードをもう1枚追加する行動です。合計値が高くなるほどバーストのリスクも上がります。
ハンド合計別:ヒット時のバースト確率
現在のハンド合計 | バースト確率 |
21 | 100% |
20 | 92% |
19 | 85% |
18 | 77% |
17 | 69% |
16 | 62% |
15 | 58% |
14 | 56% |
13 | 39% |
12 | 31% |
11以下 | 0% |
17以上のハンドでヒットすると、バースト確率が70%以上とかなり高くなります。そのため、このあたりの数値ではヒットを避けるのが基本戦略です。
また、ハンドにA(エース)が含まれる場合は、柔軟に1または11として扱えるため、リスクが大きく変わる点にも注意しましょう。
バーストを防ぐためのプレイ戦略

- ディーラーのアップカードが弱い(2〜6)ならスタンド(ヒットせず止める)も有効
- Aがあるハンドではソフトハンドとして慎重に行動
- ハンド17以上でのヒットは極力避ける
- カードカウントやベーシックストラテジーを併用して判断を最適化
ブラックジャックでは、「ヒットするか・しないか」の判断が勝敗を大きく左右します。常にディーラーのカードも意識しつつ、バーストの確率表を参考に最適な判断を下しましょう。
ブラックジャックのバースト確率を減らし勝率を上げる3つの戦略

ブラックジャックにおいて、バーストは絶対に避けたいアクションです。バーストを避け、勝率を少しでも上げるには、以下の3つの戦略を意識して実践することが重要です。
- ベーシックストラテジーを基に確率を考える
- スプリットを有効活用する
- カードカウンティングを行う
確率計算が苦手な方にもわかりやすく、それぞれの戦略を解説していきます。
ベーシックストラテジーをもとに確率を考える
ベーシックストラテジーは、ブラックジャックのプレイにおける基本指針であり、最も合理的な行動をチャート形式で示したものです。
このチャートは、プレイヤーの2枚のカードとディーラーのアップカードの組み合わせに応じて、最適なアクション(ヒット、スタンド、ダブルダウン、スプリットなど)を示してくれます。プレイヤーのハンドを縦軸、ディーラーのカードを横軸で見て、交差するマス目のアクションに従えばOKです。
ハンドが「21〜17」の場合
ハンドが17〜21の間であれば、基本的には「スタンド」を選択するのが定石です。なぜなら、ヒットした場合のバースト率が非常に高いからです。
各数値におけるヒット後のバースト確率は以下の通り:
- 20:92.30%
- 19:84.60%
- 18:76.90%
- 17:69.20%
このように、バーストの危険が高いため、スタンドを選んで手堅く守るのが賢明です。
ハンドが「16〜12」の場合
ハンドの合計が16~12のゾーンは「判断が分かれる」難所です。この場合は、ディーラーのアップカードによって行動を変える必要があります。
ちなみに、初期の手札が合計12〜16になる確率は約49.12%、つまりプレイの約半分がこのゾーンになるといえます。
- ディーラーのカードが7〜10の場合 → ヒット
- ディーラーのカードが2〜6の場合 → スタンド
この判断を基本にすれば、勝率を高めることが可能です。
ハンドが「11」以下の場合
ハンドが11以下なら迷わず「ヒット」しましょう。
なぜなら、この状態では絶対にバーストしません。A(エース)は1または11として使え、他のカードも最大で10ですので、バースト確率は**0%**です。
ヒットしてハンドを強化し、次の行動につなげていくのがポイントです。
スプリット(ハンドの分割)を活用する
スプリットとは、最初に同じ数字のカードが2枚配られた際、それを2つの手に分けて独立してプレイできるアクションです。
スプリットの活用で勝率が上がる組み合わせとして、以下のような例が挙げられます。
- A(エース)ペア:次に10を引けば21が完成。2連勝のチャンスあり。
- 8のペア:そのままだと16と弱い手になるが、スプリットすれば新たなハンドで巻き返せる可能性大。
特にエースと8のペアは「必ずスプリットすべき組み合わせ」とされています。状況を見極めて積極的にスプリットを活用しましょう。
さらに詳しいスプリットの活用法については、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
カードカウンティングを行う
カードカウンティングとは、すでに場に出たカードを数え、これから出るカードの傾向を予測する手法です。
使われていないカードが入った「シュー」には、ゲームの進行とともに偏りが生まれていきます。これを利用して、有利なタイミングを見極めるのがカードカウンティングの狙いです。
ただし、すべてのカードを記憶するのは至難の業です。実際には以下のように数値を割り振って記録していく方法が有効です。
- 2〜6:+1
- 7〜9:0
- 10〜A:-1
このカウント合計がプラスのときは、10や絵札が多く残っている可能性が高く、プレイヤーに有利な状況となります。
なお、カードカウンティングは多くのリアルカジノでは禁止されており、オンラインカジノ限定での利用にとどめましょう。
オンラインカジノで安全にカードカウンティングを試したい方は、以下の記事をご参照ください。
まとめ

ブラックジャックにおけるバーストの確率を正しく理解することで、無駄なリスクを避けて勝率を上げることができます。
ベーシックストラテジーやスプリットなどの戦略を活用し、冷静な判断を心がけましょう。
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