サーチタイムズ

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第5回 内定時に気をつけること

面接が終わり、企業側が採用を決定したら、「内定」となります。しかし、企業側から「内定」の連絡があっても、転職活動のゴールではなく、ここから細心の注意を払ってしなければいけないことがあります。

条件の確認

内定の連絡があったら、入社条件を確認します。労働基準法では、労働条件に関しては書面で伝えることになっています。後々、トラブルにならない為にも必ず書面で確認してください。

【入社予定日】

企業側の都合だけで、入社予定日が書かれている場合もありますので、 面接選考時に話をしていた入社予定日になっているか等確認してください。
中には未記入の場合もありますので、企業側と連絡を取り確認してください。

【所属/ポジション】

希望されている仕事につける所属部署かどうかなどを確認してください。
管理職候補の方は、役職名などを確認してください。

【給与/待遇について】

月額固定給はいくらか、基本給と諸手当について記載がなされているか、賞与についてはどのように表記されているかなど詳細を確認します。賞与については、査定対象期間の関係で、初年度は満額出ないことを留意してください。
年俸制の企業においては、何分割で支給されるのかを確認してください。12分割で支給する企業もあれば、16分割として支給し、夏・冬にそれぞれ2ヶ月分支給する企業もあります。
残業代や交通費の支給、社会保険についての記載も確認してください。

【勤務地】

勤務地について選考中に希望している勤務地になっているかの確認。
全国勤務での募集の場合、選考過程では勤務地が確定していないこともありますので、内定時に確認してください。

【内定有効期限の確認】

返答期限が記載されている場合もあります。その期限を過ぎると、内定取り消しになる恐れがありますので、必ず確認をしてください。

その他の項目として、始業・終業時刻/休日・休暇を確認してください。

家族への報告

転職活動中において、詳細に活動状況を報告されている場合は問題がないケースが多いですが、異なる場合はしっかりと報告されるべきです。新しい企業の概要及び仕事内容は当然として、扶養家族がお見えになる場合は、諸条件についても理解をしていただくようにしてください。特に有名企業からベンチャー企業などへ転職される場合は、ご自身のご両親だけでなく、配偶者のご両親からも反対され、やむなく辞退されるケースもあります。転職の目的から今後のビジョンまでお話をして、ご理解いただけるようにしてください。
余談ですが、若手の方ですと彼女の反対で辞退される方も意外と多いです!

内定通知に対するお礼

採用通知が届いたら、企業に連絡を入れます。必ずお電話で連絡を入れることをお勧めします。その際にお礼だけではなく、今後の予定(退職交渉に入る予定日、出社予定日など)を伝え、内定通知の内容に関する質問や要望があればお伝えましょう。
その際、内定をもらった会社が第一志望であれば問題ありませんが、それ以外の場合、返答の仕方にも気をつけましょう。他社に応募しており、その結果を待って返事をした場合は、「人生において大きな決断となりますので、相談したい人がいます。お返事を●月●日までお待ちいただけないでしょうか」と丁重に依頼しましょう。
企業としては、早く意思決定をしていただきたいと思っていますが、通常1週間は待っていただけます。

内定辞退

辞退の意思決定をされた場合、企業への連絡は可能な限り早くされることをお勧めします。
この場合は、お電話にてご連絡してください。
しかし、辞退の連絡をされる前に、辞退して本当に後悔しないのかという点を、再度冷静になって考えた方がいいかと思います。

【転職エージェントを利用するメリット】

転職エージェントを利用し、転職活動をされると、内定後からの条件交渉の代行も可能な限りしてもらえます。

以上がめでたく内定を頂いた際に気をつけるべきポイントです。
内定を貰えた時には、嬉しさのあまりしっかり確認すべきことを忘れてしまいがちです。
しかし、後に「条件面が思っていたのと違った」というトラブルになる可能性もあります。ここは落ち着いて冷静にしっかりと確認していく事がとても大事です。
次回は、いよいよ転職を決めた後に待ち受ける「退職交渉」についてお話しますのでよろしくお願い致します。

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