サーチタイムズ

第1回 資格は仕事で役に立つ?

監修: 高田 真実(タカダ マミ)>>プロフィール

更新日:2006年11月22日

キャリアアップのために、資格を取得する人が増えています。就職、転職や昇給、昇格など、働く上での目標を実現するために、資格が役立つことがあるからです。しかし、近年資格の数は増加しており、資格の内容や難易度、実際に仕事に活かせる資格なのかが資格の名称だけでは具体的に分かりづらくなってきました。せっかく時間と労力を費やして資格取得を目指すなら、本当に仕事に活かせる資格を見極めたいもの。そんな疑問に答えるために、ここでは、本当に仕事に役に立つ、スキルアップのために有効な注目の資格だけを厳選してご紹介していきます。

資格って仕事に有利?

●資格が就職・転職に有利になるケースも
すべての資格が就職・転職に有利だとは限りません。また、志望する業界によっても有利な資格には大きな違いがあります。業界によっては、国家資格や、定番の資格を取得していれば即戦力として認められ、有利になることがあります。
●資格を取得することでスキルを証明できる
「未経験者歓迎」の事務職でも、最近ではパソコンを使いこなせるのは常識です。PC関連の定番資格を取得することで、スキルがあることを客観的に証明することができます。
●資格を取得するための努力が認められる
資格取得のための勉強に励んでいる前向きな姿勢は、様々なことに興味を持ち、幅広い知識を吸収しており、勤勉というアピールポイントになります。

どんな資格・検定があるの?

「資格」は大きく3種類に分類できます。それぞれの分類を把握した上で資格取得にチャレンジしたいものです。

@国家資格
法律に基づいて、国や国から委託を受けた機関が実施・認定
業務独占資格−認定された有資格者のみが業務を行える 例)医師、弁護士
名称独占資格−認定された有資格者のみが名乗ることができる 例)中小企業診断士
設置義務資格−特定の事業を行う際に法律で義務付けられている 例)宅建
A公的資格
民間団体や公益法人が実施し、官庁や大臣が認定
知名度の高いものも多く、国家資格に準ずるものなので、公的に通用する
例)簿記検定(日商簿記)
B民間資格
民間団体や企業が独自の審査基準を設けて実施・認定
世界的に知名度のある資格や、無名のものまで様々
例)マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト

資格取得で気を付けたいこと

●「資格マニア」にならないで!
勉強に励んで資格を取得することはすばらしいことですが、資格を取得すること自体が目的にならないように気をつけましょう。 「どんな仕事がしたいのか」「今の仕事をしていて、自分に足りないことは何なのか」を明確にして、「その資格をどう活かすか」を考えた上で目標とする資格を選ぶべきです。

●「資格を取得したら終わり」ではダメ!
一度資格を取得してからしばらく経つと、法律の改正・規制緩和などにより、資格取得時と内容が変更していることがあります。特に発展の段階にあるIT系、法改正等の影響を受ける金融系は、資格を取得した後も継続した知識の習得が必要になります。

次回は「経理・事務」の仕事に活かせる資格です。

Copyright © 1998-2012 CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.