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超初心者のマネー塾

第2回 はじめての株式投資(その2)

株式投資に興味があり、ひとまず証券会社に口座を開きました。でも、どの会社の株式を買えばいいのかが分からず、そのままになっています。(26歳女性)

まずは株式投資を体験してみよう!

証券会社に口座を開いただけでも大きな一歩です。せっかくですから、まずは体験してみましょう。実際に投資することから学ぶことは多いですよ。
最初に考えるのは予算です。株式投資にはリスクがあるもの。特に知識や経験がないうちは、リスクに敏感になっておくべきです。万が一なくなっても困らない余剰資金を、株式投資に回すようにしましょう。自然と使えるお金が決まってきますよね。
前回説明したとおり、株式には単元株(最低売買単位)が決められています。同じ1000円の株価でも、単元株が100株なら10万円で投資できますが、1000株ならば100万円が必要になります。
ネット証券や株式情報提供サイトでは、必要資金で銘柄(※)が検索できるサービスがあります。個人向けの投資雑誌などでは、小さな資金で投資できる銘柄を紹介していることが多いので、ぜひ参考にしましょう。
※銘柄とは…ある株式会社が発行している株式全体の総称。つまり株式会社を株式投資先として見る場合、「会社を選ぶ」ではなく「銘柄を選ぶ」と言う。

自分なりの感覚で銘柄選びはできる!

超初心者のマネー塾 銘柄を選ぶ方法のひとつに、自分とつながりのある会社や業界から考えていくという方法があります。 自分がかかわりのある業界の会社は、成長性があるかどうか、堅実な会社かどうかを判断しやすいと思います。また自動車が好きなら多くのメーカーを知っているでしょうし、ファッションが好きなら人気のショップがどこなのかが分かるでしょう。 また、日常生活で得た感覚も使えます。「最近、このレストランの店舗がどんどん増えているな」といった視点は、非常に大事です。
私が以前ベンチャー企業を中心に取材していた時は、「社員が気持ちの良いあいさつをしていること」を必須条件にしていました。社員の雰囲気は、企業の経営を表すことが多いからです。 自分なりの感覚を磨いて、興味のある会社を探してみましょう。

投資雑誌で感覚をつかむ

株式投資をする人が増えたことで、個人投資家向けの雑誌も増えています。ぜひ活用してもらいたいと思います。 株式投資で儲けるのはプロでも難しいこと。本当はチャートや経営指標など、覚えなければいけないことはたくさんあります。でも投資をしてみないと、それらの意味が分からないのも事実なのです。推奨銘柄が掲載されているものを見て、そのコメントをいくつか読んでみましょう。「新商品にかなり期待できる」「本当は業績がいいのに、株価が相対的に低い」など、様々な理由があることが分かるでしょう。コメントを読んでいくうちに、他の人がどんなポイントで投資をしているのか、何となくつかめてくるのではないでしょうか。

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答えてくれたファイナンシャルプランナー

基太村 明子(きたむら あきこ)さん
基太村 明子(きたむら あきこ)さん
日本証券新聞社記者を経て、コーチ・トゥエンティワンに勤務。広報担当として日本におけるコーチングの普及に努める。現在は独立し、産業、コーチング、マネー、自分磨きなどをテーマとした執筆活動を雑誌やウェブサイトで展開。NPO法人コモンビートの理事としてミュージカルを通じた共育活動も手がける。日本ファイナンシャル・プランナーズ協会AFP。

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