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後悔しない!分譲マンション購入術

初めての分譲マンション選びなら、知っておきたい、安全・安心なマンションの選び方、耐震性やシックハウスなど気になることや、忘れがちな費用についてご紹介します。

(3)チラシではわからない、忘れがちなコスト

分譲マンションを購入するとき、大きな要素となるのは、やはり価格でしょう。予算が合わなければ、話が始まりません。

チラシではわからない、忘れがちなコスト

通常、広告や住宅雑誌、インターネット、さらに販売業者の店頭等で公開されている値段は、マンション本体の価格です。しかし実際に購入するとなると、これにプラスαの費用が必要になります。

まず、販売会社に対する仲介手数料です。新築マンションの場合、売主との直接取引であれば手数料は発生しません。しかし、販売代行や仲介業者が介在していると費用が発生することがあります。

不動産の売買には印紙税がかかり、売買契約書に印紙を貼ります。住宅ローンを利用する場合は、ローン契約書にも印紙が必要です。金額は、物件購入額が1000万〜5000万円の場合、売買契約書が1万5000円、ローン契約書が2万円です。数千万円の買い物からしたら小さな額のようですが、こうした費用が積み重なりが意外に大きな出費になるので留意しておきましょう。

売買が成立すると、所有者の名義で登記する必要があります。通常は、不動産業者から紹介された登記事務所に依頼することが多いでしょう。この費用も、マンションの大きさや価格、所有者の人数などで変わりますが、一般的には20〜30万円程度かかると思われます。

このほか、ローンの支払が滞った場合に備えるローン保証料、ローンの返済中に死亡した場合に備える団体信用生命保険の保険料、物件自体に掛ける火災保険料などが必要になります。価格やローン期間にもよりますが、どれも数十万円だと思います。

こうした諸費用を合計すると、マンション本体の価格の3〜5%になると言われています。3000万円の物件なら90万〜150万円です。これらの費用は住宅ローンに組み込むことができないので、現金で準備する必要があります。

入居後にもローン返済以外の費用がかかります。それが、管理費と修繕積立費。もちろん、駐車場を借りれば、その費用も上乗せされてきます。

管理費は、管理業者に設備の維持や共有スペースの掃除などを委託する費用です。廊下の掃除や植木の刈り込みなどは目に付きやすいですが、エレベーターの定期点検なども管理費で賄われます。

一時期、温泉やフィットネス設備の整ったマンションがたくさん作られました。また最近では、コンシェルジュと呼ばれる世話人を置いているマンションもあります。こうした費用も管理費から出ています。

修繕積立費は、将来の改修工事に備えて積み立るお金です。外壁の塗り替えやヒビ割れの補強、さらには耐震性の向上など、マンションには改修工事が欠かせません。そのときになって住民からお金を集めるのは大変なので、毎月少しずつ積み立てておくわけです。

管理費と修繕積立費は、マンションによって異なります。合わせて数万円程度のところから、10万円に近いところまでさまざま。しかし、月々のローンに加えて確実に出て行くお金なので、資金計画を考えるとき必ず意識しておきましょう。

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