引越しの見積もりってどうやるの?何から始めたらよいの?
初めて引越しをする人にもお役立ちの、引越しマニュアルをお届けします。
引越し当日までに、少しずつ梱包する場合、原則は「普段使わないものから」。また、当然荷物は少ない方がラクなので、不用品は引越し前に整理し、処分しておくといいでしょう。荷物を詰めたダンボールは、重いもの→軽いものの順に、部屋の隅に積みます。玄関先に積むと、大きな家電・家具を搬出するときに邪魔になることがあるので、気をつけてください。
洗面用具や下着、掃除道具など、引越し直前まで使うもの、引越し先ですぐ必要になるものは、まとめておいて、引越し当日に詰めると便利です。
「本1」「本2」「洋服(冬物1)」「1番に開けるもの」など、ダンボールには何が入っているかを、書いておきましょう。詰めたそのときでないと、後から探すのは大変な手間です。どんな箱を作ったか、自分なりにリストにしておくのも便利です。
また、引越し後に「ダンボールが1つ足りない!」というトラブルもあるので、荷物を運び出す前にダンボールが何箱あるか、数えておくことをおすすめします。業者によっては、1つ1つ荷物を運び出しながら、通し番号と個数を確認してくれる場合もあります。
ノートパソコンの場合は、できれば自分で運ぶのが確実。カバーをして、当日自分で管理します。
デスクトップパソコンの場合は、パソコン購入時の箱で梱包すると便利ですが、箱が残っていない場合は、業者にあらかじめ梱包をお願いしましょう。梱包材を使って、安全に運んでくれます。ただ、万が一のときを考えて、データのバックアップを取っておくことがおすすめです。
印鑑、通帳、パスポート、免許証、現金、貴金属類などは、大切な貴重品類は、
万が一のことも考えて、ダンボールには梱包せず、自分で運びましょう。梱包
してしまうとどこに入れたか忘れてしまったり、引越し終了後、印鑑などは契
約の際にすぐに使用する可能性があります。事前に自分で運ぶものをあらかじ
めまとめて、バッグに入れておけば漏れがなく安心です。
大きな家電・家具を除いて、荷物は自分でダンボールに詰めますが、ダンボール
に詰めるのが心配な食器などの割れ物や、折りたたむと傷みが気になる大切な洋
服などは、無理にダンボールに入れる必要はありません。業者に相談すれば、食
器用のコンテナや、洋服をハンガーにかけたまま運搬できるハンガーBOXを貸
し出している場合があるので、利用するといいでしょう。自分で梱包すること自
体が不安な場合は、プロに依頼するのも手です。
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